JAPAN WRITING INSTRUMENTS MANUFACTURERS ASSOCIATION
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平成18年度通常総会開催

日本筆記具工業会
2006.5.16

平成18年度通常総会開催
"日本筆記具工業会の第5回通常総会を5月16日に精養軒で開催しました"
日本筆記具工業会は5月16日午後5時から、上野公園の精養軒で第5回通常総会を開催し、平成17年度事業報告と収支決算、並びに18年度事業計画と収支予算案、更に新規理事選任案が原案通り承認されました。
小川洋平会長挨拶
 
2005年の統計によると我が国の筆記具は、数量で前年比マイナス7.3%、金額で111億円減という残念な結果となりました。国内景気は回復基調にあると言われていますが、我々のビジネスは中国の廉価品や模倣品などにより打撃を受けている状況が続いています。
 その厳しい衆目を集めている中国の筆記具製造業者団体である「制筆協会」の代表者に、4月、サンフランシスコで面会してきました。これは米国筆記具工業会(WIMA)が主催した「2006国際フォーラム」という新しい国際会議で、WIMAを中心に日本筆記具工業会(JWIMA)、欧州筆記具工業会(EWIMA)、中国制筆協会(CWIA)、インド筆記具工業会(WIMO)の5つの地域の製造団体が集結することになっていたのですが、EWIMAが欠席したので4団体で実施されました。テーマは、経済のグローバル化に伴って問題が表面化してきた「製品の安全性と模倣品問題」についてでした。我が国もこの問題で大きなダメージを被っていますので、知財のメンバーを中心に総勢8名というスケールで勇んで出かけていったのです。しかし、国際フォーラムは規定のプログラムに沿って進行し、ディスカッションの時間が与えられていなかったのでした。
 そこで、我々は模倣品問題を焦点に日中会談を強く申し入れまして、これを実現させることができました。  日中二国間で、我々は知的財産権の侵害に関する多くの資料をもって被害の状況を説明しました。中国側は、WTO加盟以降、IP(知的所有権)問題を重視しはじめているが、その認識に中央と地方の格差があるのが現状で、協会が掌握できる範囲も限られている。貧困地域では模倣品を作らないと食べることもできない者もいる−−といった論法で対抗、これは一筋縄では行かない相手という印象を深めました。しかし、日本側は二国間で定期的なIP問題に関する実務者協議を提案し、また中国側も、違反メーカーの具体的な名前をぜひ教えて欲しいと表明、この問題の解決に向けた糸口つかむことができたことは成果でした。多国間にまたがるIP問題につきましては、ご臨席の経済産業省の皆様、また特許庁の皆様のご支援を引き続き頂戴したく存じますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。
 ところで先日、コンサルティング会社マッキンゼーのドイツ支社長のユールゲン・クルーゲ氏と話をする機会がありました。彼は、ドイツも日本も高賃金と高物価で自国でモノを生産できない国になりつつある。なんらかの革新的アクションをおこさないと我々は中国に負けてしまうだろう。しかもチャンスは今しかない、と語気を強くしたのです。模倣問題で粘り強く協議を進める一方で、我々製造業の置かれている立場の変化をよく考え、自らをイノベートする努力が必要かと存じます。ここにお集まりの皆さん、戦略と実力で中国に大きく差をつけようではありませんか。皆さんの奮起を期待しています。
           
         総会司会 春田常務理事         総会閉会の辞 石川筆頭副会長
その後、会場を移して開催した懇親会では、多数ご来賓の出席を賜りお祝辞を頂戴しました。そして数原副会長の首唱で乾杯し、なごやかに歓談したあと、内田常任理事の音頭で中〆を行い、情報交換と懇親を深めました。
    
数原副会長の挨拶と首唱で乾杯
         
ご来賓の皆様と、樋口経済産業省日用品室長のご挨拶
   
情報交換と懇親
内田常任理事の音頭で中〆
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