JAPAN WRITING INSTRUMENTS MANUFACTURERS ASSOCIATION
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第7回会員研修会◆
日本筆記具工業会
2010.10.26
第7回会員研修会開催
   日本筆記具工業会は、情報の共有と会員の親睦を目的に、10月26日、第7回「会員研修会」を東京・柳橋のベルモントホテルで開催しました。
   今回は時代を先取りする手法を、統計分析を専門とされる経済産業省の一柳錦吾さんに、初等教育を専門とされる鹿児島大学の千々岩弘一教授に学びました。
   会場は63名の会員でほぼ満席。研修会終了後には懇親会で親交を深めました。

研修会テーマと講師
第1部 *身近な統計を用いた産業分析の手法について *
      ~文具の分析事例と分析手法の紹介~
講師:一柳 錦吾 氏
経済産業省 製造産業局車両課 (前 日用品室室長補佐)
   一柳さんは、「統計を用いた産業分析の手法」と題する約50頁のテキストを全員に用意くださって、分析の基礎となる統計資料の種類と見つけ方、エクセル上での活用方法といった入門から分析法を教示くださいました。
   また後半では、文房具製造業を取り上げ、工場の多国籍化による分析データの変化、マーケットのグローバル化による成長力の変化といった具体的事例を紹介くださって、結論において「国内の空洞化議論もあるが、産業の成長性はグローバル化対応が鍵をにぎっているということが統計分析から結論付けられる」と締めくくりました。

第2部 *国語科書写指導の新展開*
    ~多様な筆記具活用の重視~
講師:千々岩弘一 氏
鹿児島国際大学・大学院 社会福祉学研究科 教授
  (文部科学省 学習指導要領改訂協力者メンバー)
   千々岩教授は、多忙な公務を縫って直前に羽田に到着。「国語書写指導の新展開-多様な筆記具活用の重視-」と題する貴重な資料を携えて講演くださいました。
   はじめに、書写教育が重視されるようになった背景のひとつとして、日本の児童生徒に言語力の低下があるのではないかという評価が、国際的な学力試験においてなされたことを紹介くださいました。これを受けて自分の考えをどしどし主張できるような「言語力の育成」が重視されているのです。
   具体的には、学習指導要領(初等教育)において、「筆記についても、硬筆や毛筆などを適切に選択したり組み合わせたりすることが求められる」、「各教科等の学習や社会生活における文字を書く目的や必要に応じて、その書体や筆記具を選択しつつ効果的な文字の書き方を工夫することである」「文字を手書きすることの意義に気付かせ、併せて、文字文化に関する認識を改めて形成させるとともに--」と明記されています。教授は、「サプライズのある筆記具を皆さんがつくってくれることを期待します」と業界を奮起させてくださいました。

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