JAPAN WRITING INSTRUMENTS MANUFACTURERS ASSOCIATION
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◆ ISO/TC10/WG 東京会議 ◆

日本筆記具工業会
2015.5.11

ISO/TC10/WG18 東京会議 報告
報告:㈱サクラクレパス
塩井恵子
   5月11日9時から、東京・三田にあるJSA(規格協会)ビルにてISO/TC10/WG18(Drawing and writing instruments)の国際会議が開催されました。
   今回の主な議題は、日本から提案した一般用シャープペンシルPart 1(シャープ本体)とPart 2(シャープ用の芯)のNP投票で付いたコメントへの対応と、WG18関連ISO規格の定期見直し結果の処理に関するものでした。
    WG18 meeting の参加者は、日本からコンビナーである私と通訳を含め8名(途中、筆記具工業会西村会長も出席し9名)と、フランスから3名、TC10事務局のラドヘ氏(スウェーデン)加えた計12名がメンバーでした。
   審議はPart 1(シャープ本体)に付いたコメントへの対応から進められ、試験環境温度と芯の保持性の試験条件に関しては、日本からの説明で合意を得ることができましたが、フランスから新たに寸法規格の変更と追加の提案が行われました。
   Part 2(シャープ用の芯)では、試験環境温度や折れ強度等については合意しましたが、日本案の規格の基本となっているレコード式画線機をフランスが使用したことがないため、日本が規定しようとした試験条件や規格が理解できず、合意に至りませんでした。
   フランスは同じ画線機を購入したいということでしたので、日本は画線機のメーカーやスペックをフランスに知らせるとともに、できるだけ早く購入できるよう協力することを伝えました。
   試験紙については、日本案の規格幅が広すぎるとフランスから指摘が行われ、日本メーカーが使用している紙、油性ボールペン用の試験紙、水性/ゲルボールペン用の試験紙のどれでも使えるようにしたいという説明を行いましたが、フランスからは、例えば坪量の最も低い値で試験すると書けない場合もあるので再考してほしいとのことでした。
 
   WG18関連ISO規格定期見直しの審議については、油性、水性、ゲルボールペンの3種類にそれぞれ一般用(Part 1)と公文書用(Part 2)があり、それプラス油性水性ボール用の言葉の定義と液体製図用インキ2件で計9件の投票結果について確認しました。
   それぞれのPart 1と定義規格の4件については、それぞれ改正投票が2件または3件(日本、中国、スウェーデン)あり、審議の結果、改正活動に入ることとなりました。
 
   一般用シャープペンシル規格については、来年早々に改正CD案が出せるよう、フランスの画線機購入の支援、追加試験、新たな提案された内容を含め規格の再検討等を行うこととなりました。
   フランスからは、ISOの活動に参加できるのはごく一部のメンバーなので、EWIMA(欧州筆記具工業会)でもISOの進行状況の報告や審議を行ってほしいとの要望があり、できるかぎり協力することを約束しました。
     
   

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