JAPAN WRITING INSTRUMENTS MANUFACTURERS ASSOCIATION
日本筆記具工業会

ほうろう白板用マーキングペン
(日本筆記具工業会基準 要約版)
1 適用範囲 この規格は、主としてほうろう白板(1)(以下、白板という)に用いるマーキングペン(以下マーキングペンという)について規定する。
注(1)全国黒板工業連盟(JCIA)基準に適合する白板、又は同等以上の性能を有する白板をいう。
2 引用規格 この規格に引用されることによって、この規格の規定の一部を構成する。これらの引用規 格は、その最新版(追補を含む。)を適用する
3 種類 種類は、容器内の構造、ペン先形状、筆記線太さ及び使用対象者によって次のとおりとする。
a) 容器内の構造による種類
b) ペン先形状による種類
c) 丸しんの筆記線の太さによる種類
d) 使用対象者による種類
4 品質 マーキングペンの品質は、各試験方法に基づき試験し所定の規定に適合しなければならない。
品質項目
筆記性能
ペン先の保持力
初期消去性
経時消去性
消し跡消去性
耐光性
キャップオフ性
耐衝撃性
有害物質
キャップの安全要件
5 材料及び構造 マーキングペンの材料及び構造は、各項目を満足しなければならない。
6 試験方法
7 検査方法
8 表示 マーキングペンには、本体に次の事項を表示しなければならない。
a) 色名
b) 製造業者名又はその略号
c) 製造年月又はその略号
d) ペン先形状 (ペン先形状の呼び名及びまたは図で表示してもよい)
e) 丸しんでの筆記線の太さ (太字、中字、細字もしくは太、中、細と表示してもよい)
f) 種類
9 取り扱い上の注意事項 マーキングペンには、各種事項を表示しなければならない。表示はできる限り本体、又は消費者包装単位ごとに表示する。ただし、表示が可能でない場合は商業包装単位ごとに表示してもよい。なお、記載事項の主旨を変えない範囲であれば、その表現は自由とする。
10 試験報告 試験報告書を求められた場合は、各種情報を含むものとする。
※詳細については、日本筆記具工業会基準JWIMA M 001:2008本文をご参照下さい。
| 戻る |

© 2002 日本筆記具工業会,All right reserved.