@ 太陽光線に直接あてない(長時間あてると、表面がヒビ割れ硬くなります。)
A 湿気の多いところは避ける(小さな穴が無数にあいているので、劣化します。)
B 高温のところは避ける(油が表面に浮いてきてベタツキ、消字力が落ちます。)
   プラスチック字消しは、塩化ビニール樹脂で可塑剤(樹脂をやわらかくする材料)を多めに含んでいます。この可塑剤は、プラスチックに触れると可塑剤が移行し、溶けて融合してしまうことがありますので、使用後は必ずケース(紙スリーブ)に入れて保管してください。
   消したいものの大きさにあわせて、消しゴムの角や丸みを使いましょう。
   初めから強く擦ると、芯の粉が紙面の奥に入り込んだり、粉を他の部分にまで広げてしまいます。初めは少し軽めに擦り、徐々に力を入れていくときれいに消せます。
   一部分だけを直す場合、字消し板を使うと、その部分だけをきれいに消すことができます。
   字消し板は、非常に薄いステンレスにいろいろな形の窓が開いているものです。
   消しクズをなるべく散らさないようにすると、ゴミ箱の上で紙を払うだけで済みます。
   また、消しクズは消しゴムで軽く叩けばくっつきますので、これを指で摘んで回収すればクズの処理も簡単です。
   ほとんどの消しゴムは、押し付けた力と同じ位の力が紙をずらす方向に働きますので、薄い紙や弱い紙では押さえ方と擦る方向によって、しわができたり破れたりします。
   この場合は、押さえている側から押さえていない側への一方通行で擦るか、押さえている手の親指と人差し指で三角形を作り、その中で優しく擦ると、紙を傷めずに消せます。

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