JWIMA  日本筆記具協会
JAPAN WRITING INSTRUMENTS MANUFACTURERS ASSOCIATION
     
ボールペンの取り扱いについて
持ち運び、保管について
<キャップ式> <ノック式>

 ●持ち運び
ペン先(チップ)を出したままの状態で、下向きにしてポケットなどに入れると、ボールが布地と擦れて回転し、インキが染み出る場合があります。
ペン先(チップ)を上向きにしてポケットなどに入れると

ペン先(チップ)を出したままの状態で、上向きにしてポケットなどに入れると、ボールが布地と擦れて回転し、チップ先端から空気を巻き込む場合があります。
これにより、インキが逆流し、 インキ漏れしたり、書けなくなったりすることがあります。

ボールペンを鞄等に入れて持ち運ぶ際は、ペンケース等に入れてください。
特に、ノック式のボールペンの場合、ノックを戻していても、横向きにして鞄に入れ持ち歩く際に、振動でノックが押され、場合によっては逆流現象が生じ、インキ漏れすることがあります。

(注意:インキが衣類などに誤ってついてしまった場合、完全には落ちませんのでご注意ください。)

 ●保管
直射日光下の車内やストーブのそばなど、高温になる場所には置かないでください。軸が変形したり、インキ漏れ等が発生する場合があります。
長期間保管するとインキの溶剤が蒸発し、書けなくなる場合があります。ご購入後は1~2年を目安に使い切るようご使用ください。

 ●ペン先(チップ)を傷つけると書けなくなる場合があります。
ペン先で物を突いたり、テープを切ったり、筆記以外には使用しないで下さい。また、金属定規などの硬いものに接触させてボールペンで線を引いたり、落としたりすると、ペン先を傷めることがあります。

 ●書けなくなったボールペンを復活させる方法はありません。
インキが出ないからといって、ペン先を火であぶったり、お湯につけたり、強く振ったりはしないで下さい。
あたためたり、衝撃を加えても書けるようにはなりません。
逆にそのことにより軸が曲がったり、インキが漏れたりなど、思わぬ不具合をひきおこすこととなりますので、おやめください。

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