消しゴムのできるまで

混合した材料を加熱しながら板状に押さえ付けて作る方法(プレス法)と、加熱して棒状に押出して作る方法(押し出し成形法)の2種類があります。
プレス法・押し出し法は、共に加工工程での温度によって性能が違ってくるので、ここが消しゴムを作るときのポイントです。

1

混ぜる

消しゴムの材料であるプラスチックと油などを、機械の中に入れてよく混ぜ合わせます。

消しゴムの材料であるプラスチックと油などを機械の中に入れて混ぜ合わせる工程のイラスト

※この材料は、ビニールホースなどにも使われています。

2

結合

さらに熱を加えながら混ぜ合わせていくと、プラスチックと油がくっつきだします。ここで、完全にくっつくと、ビニールホースのようになってしまうため、加える熱の温度や時間を調整して、消しゴムの固さにします。

熱を加えながら混ぜ合わせてプラスチックと油を結合させる工程のイラスト

3

カタチを作る

カタチの作り方には3つの方法があります。

押し出し管の中から棒状に押し出された、長いかまぼこのような形の消しゴムの図長いかまぼこのような形状プラスチックと油をよく混ぜ合わせたものを管の中から押し出して、固めます
圧縮薄い板状の型に材料を流し、上から押さえて固める様子の図野球のホームベースが大きくなったような形状薄い板状の型に流してしっかり固めます
射出消しゴムの大きさの型に材料を流し込み、たい焼きのように成形する様子の図たい焼きを作るような方法消しゴムの大きさの型に流し込みます
4

切る

押し出し、または圧縮で作られたものを消しゴムの大きさに切ります。

押し出しや圧縮で作られたものを消しゴムの大きさに切る工程のイラスト

5

包装

最後に紙のケース(スリーブと呼ぶ)を巻き、包装して完成です。

紙のケース(スリーブ)を巻いて包装し完成した消しゴムのイラスト

※1つ1つ包装してあるのは、汚れを防ぐためと、消しゴム同士がくっつかないようにするためです。