中の構造はどうなっているの?

マーキングペンの内部構造には、中綿式と直液式の2つがあります。

中綿式の構造

中綿式の構造図

マーキングペン本体にインキを含んだ中綿(インキを含ませた貯蔵体)を内蔵し、その中綿に接触するようにペン先が取り付けてあります。
インキは毛細管現象によって中綿からペン先に伝わり、ペン先を筆記面にあてることにより筆記ができるようになっています。
利点は気圧の変化に影響されにくいことです。

直液式の構造

直液式は中綿式と異なり、マーキングペン本体にインキが直接充填されています。
インキのペン先への供給方式はジャバラ式やバルブ式があります。

ジャバラ式は、インキが充填されているインキタンクとペン先を中継芯で結んでいます。
インキは中継芯からペン先へと伝わります。
中継芯の周りにはジャバラが装着されており、インキの流れる量をコントロールしています。
ジャバラは、インキタンク内の空気圧が変化するなどして漏れ出したインキを一時的に溜めておく役割も担っています。

直液式の構造図

バルブ式は、インキタンクとペン先の間にバルブが装着され、ペン先を筆記面にあてて押すとバルブが開き、インキがペン先に供されるようになっています。
バルブ式の利点は、粘度の高いインキを吐出しできることです。
インキタンク内に撹拌子(かくはんし)が入っていているものは、使用前にキャップをした状態でペンを振ってインキの成分が均一になるように撹拌する必要があります。
直液式の利点として、インキ残量がわかること(インキタンクを透明にした場合)や、最後までインキが使用できることです。