シャープ芯の製造工程

使用する結合材(樹脂)の性質により製造工程で多少異なることもありますが、おおよそ下図のような工程を経てシャープペンシル用芯が製造されます。

シャープ芯製造工程(混合・混練・押出成型・熱処理・油浸・切断・包装の7工程)を示した図

STEP1

混合

各原材料を計量した後、その原材料を均一に分散させるために混合します。

混合の工程。黒鉛の塊と樹脂の粉を、羽根のついた混合機の中で混ぜ合わせる図
STEP2

混練

主材である黒鉛と、結合材である樹脂とを更に密着させるためにロールにより混練します。

混練の工程。2本のロールのあいだに材料を通して薄く練り延べる図
STEP3

押出成型

混練工程を経た材料を、押出成型機で細線状に押し出します。

押出成型の工程。押出成型機の口金から材料が細い線状に押し出される断面図
STEP4

熱処理

乾燥・焼成の熱処理をすることにより、樹脂を炭素化して強度と書き味を付与します。

熱処理の工程。左が焼成で芯を並べた容器を炉に入れて焼き固め、右が乾燥で乾燥機に入れて水分を飛ばす図
STEP5

油浸工程

熱処理後の芯は無数の気孔ができるため、その気孔中に濃さと滑らかさを付与させるための油を含浸させます。

油浸の工程。芯を並べた容器を油の槽に浸し、気孔に油を染み込ませる図
STEP6

切断

一般的には60㎜に切断します。

切断を終えたシャープ芯が束になった図。「完成!」と書かれている
STEP7

包装

一定量を容器に入れます。